通分のやり方でつまずく原因は?一瞬で解ける裏ワザと教え方のコツ

通分のやり方でつまずく原因は?一瞬で解ける裏ワザと教え方のコツ

通分のやり方でつまずく原因は?一瞬で解ける裏ワザと教え方のコツについての疑問解決ガイドを徹底解説します。

家庭学習において、親が熱心になればなるほど子どもの算数嫌いが深刻化するケースが多発しています。教育相談窓口や知恵袋等のコミュニティに寄せられる保護者の生の声には、共通する指導の罠が見受けられます。

「なぜこんな簡単な倍数がパッと出てこないの?」「九九を忘れたの?」と感情的に問い詰めてしまう親は少なくありません。しかし、認知心理学の知見によれば、人間は強いストレスや威圧感を受けると脳の扁桃体が過剰に興奮し、思考や計算を司るワーキングメモリの働きが著しく低下します。「怒られる恐怖」によって思考停止に陥っている状態を、親が「やる気がない」と誤認することで、教育虐待に近い負の連鎖が生じてしまうのです。

教育現場の専門家が推奨する通分の教え方とコツは、計算手順を教え込む前に、折り紙やピザのイラストを用いた「外在化(目に見える化)」を徹底することです。
「1/2枚のピザと、1/3枚のピザがあるよ。このまま足すと何枚って言えるかな?」「ピースの大きさがバラバラだから数えにくいね。じゃあ、どっちも同じ大きさに細かく切り分けよう!」という声かけを行います。ピザを6等分して「3ピース」と「2ピース」に揃える実演を見せることで、子どもは「通分=分母の大きさを揃える平和な作業」として腑に落ちるのです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。