国内のたばこ市場において加熱式タバコのシェアが過半数を大きく超えた現在、携帯灰皿に求められる機能は「火を消すこと」から「使用済みスティックの強烈な残り香を閉じ込めること」へとシフトしました。
アイコス(IQOS ILUMA等)やプルーム(Ploom)、グロー(glo)などの加熱式タバコ専用スティックは、燃焼灰こそ出ないものの、吸い殻の内部に濃縮されたアロマや特有の加熱焦げ臭を強く残します。この残り香は密閉度の低い容器を容易に透過します。
実態調査の結果、一般的なスナップボタン留めのソフトケース型では、吸い殻を2本入れた状態でバッグに入れておくと、バッグ内部に特有の酸っぱい焦げ臭が移ってしまう現象が確認されました。アイコス対応の100均携帯灰皿を求めるなら、選択肢はネジ山が深く刻まれた金属製シリンダー型一択となります。
さらに臭い漏れを完全に遮断するためのプロ直伝の対策として、「小型のシリコンOリング(ゴムパッキン)をフタの接合部に噛ませる」という工夫が極めて有効です。100均の補修パーツ売り場や工具コーナーで手に入る微小なゴムリングをキャップの根元に装着するだけで、数千円クラスのアウトドア用密閉ケースに匹敵する気密性能を手軽に構築できます。