ボードビルデュオの現在と真実!80年代名作の復刻と人気再燃の理由

ボードビルデュオの現在と真実!80年代名作の復刻と人気再燃の理由

ボードビルデュオの現在と真実!80年代名作の復刻と人気再燃の理由の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

1983年に登場したザ・ボードビルデュオは、サンリオのデザイン史において極めて重要なターニングポイントとなったキャラクターです。当時の日本はアメリカ西海岸カルチャーやプレッピースタイル、カントリー調のライフスタイルがティーンの間で大流行していました。その空気感を巧みに捉え、19世紀末から20世紀初頭のアメリカで大衆に愛された舞台演芸「ボードビル(Vaudeville)」の華やかさと温もりをモチーフに誕生しました。

主人公のふたりには、綿密なキャラクター設定が施されています。

男の子のエディ(Eddie)は、ちょっぴりいたずら好きでおしゃれが大好きな少年です。サスペンダーパンツにストライプのジャケット、小粋に斜めにかぶったカンカン帽がトレードマーク。一方、女の子のエミィ(Emy)は、おしゃまで優しい心を持つ少女で、ふんわりとしたチェックのワンピースやリボンを上品に着こなします。ふたりは幼なじみであり、まるでお互いを引き立て合う舞台の相棒のように、常に息の合ったポージングでグッズの上に描かれました。

デザイナー陣が当時こだわったのは、「キャラクター臭さを抑えた、インテリアにもなじむクラシカルな色彩」でした。従来のパステル調ファンシーとは一線を画す、セピアブラウン、生成り(きなり)のアイボリー、落ち着いたバーガンディレッドを取り入れた配色は、少し背伸びをしたい女子児童だけでなく、当時の女子大生やOL層の心をも強く射抜くことになります。

森 瞳
著者

森 瞳

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