小嶋屋総本店の店内に入ると、多彩な御膳やセットメニューが並びますが、初訪問であれば迷わず押さえておくべき看板メニューが存在します。
1. へぎそば(手振りそば・1人前〜3人前)
名物の杉のへぎ器に、一口大に丸められた蕎麦が整然と並ぶ圧巻のビジュアル。2人前(16振り)、3人前(24振り)といった大皿盛りを複数人でシェアするのが本場の醍醐味です。まずはつゆをつけずに蕎麦だけを啜り、布海苔特有の滑らかさと微かな磯の香りを楽しんでください。その後、薬味の「からし」を麺に直接少量乗せてつゆにくぐらせるのが、創業以来受け継がれてきた通の食べ方です。
2. 天へぎ(へぎそばと天ぷらのセット)
注文率ナンバーワンを誇る定番メニュー。車海老や季節の野菜(春はふきのとうやタラの芽、秋は新潟県産舞茸など)を綿実油でカラリと揚げた天ぷらは、サクサクの衣が蕎麦の喉ごしと見事なコントラストを描きます。
3. 越後名物タレかつ重セット
新潟のソウルフードである「タレかつ」とへぎそばを同時に味わえる贅沢なセット。薄めの豚カツを特製の甘辛醤油ダレに潜らせたタレかつは、ご飯が進む濃いめの味付けで、さっぱりとしたへぎそばとの相性が計算し尽くされています。
価格帯は、ざるそば単品で1,000円前後、天へぎや御膳セットで1,800円〜2,500円程度となっており、素材の品質とボリューム、店舗の高級感ある佇まいを考慮すると、コストパフォーマンスは非常に優秀と評価されています。