物語のクライマックスとなる最終回では、零治と美咲のすれ違いが最高潮に達します。嘘をつくことが苦手でプライドが高すぎる零治は、美咲との同棲生活の中で些細な生活習慣のズレや意地の張り合いから、またしても関係をこじらせてしまいます。一度は美咲から別れを切り出され、絶望の淵に立たされる零治でしたが、彼の心を動かしたのは周囲の温かい支えでした。
ライバル関係にあったステイゴールドホテル社長・和田英雄(北村一輝)からの助言や、誰よりも零治を見守ってきた秘書・村沖舞子(小池栄子)らの後押しを受け、零治は自分の弱さを受け入れる決意を固めます。飾らない言葉で美咲への一途な愛情をぶつけるシーンは、本作屈指のエモーショナルな瞬間です。最終的に美咲も零治の不器用な真心を受け入れ、二人は再び手を取り合って未来へ歩み出すという、多幸感に満ちたフィナーレとなりました。