一般的には「痛いの痛いの、飛んでいけ!」で完結するフレーズですが、地域や各家庭によってはユニークな「続きの言葉」が存在します。飛んでいく先を指定することで、おまじないのリズムと安心感を高める工夫が凝らされてきました。
代表的なバリエーションには以下のようなものがあります。
- 自然へ返す型:「遠いお山へ 飛んでいけ」「海を越えて 飛んでいけ」
- 架空の存在へ送る型:「鬼のツノへ 飛んでいけ」「カラスに持っていかれろ」
- 身近な場所へ逃がす型:「お隣の畑へ 飛んでいけ」「天井の隅へ 飛んでいけ」
- 食べ物に変える型:「お団子になって 飛んでいけ」
多くの地域では、痛みが誰にも害を及ぼさないよう「人気のない山や海」へ飛ばす言い回しが主流ですが、一部の地域ではユーモラスな対象を指定することで、子どもの注意を痛みから別の方向へとそらす心理的効果が巧みに活用されています。