Q1:アメリカとイランは今後、本格的な全面戦争に突入しますか?
A1:双方ともに全面戦争は極力避けたいのが本音です。イランは圧倒的な軍事力を持つアメリカとの直接対決では体制崩壊の危機に瀕するため、代理勢力を用いた限定的な攻撃に留めようとします。アメリカ側も中東の泥沼に再び大規模な地上軍を送り込む余裕はなく、双方が計算された「ギリギリの報復ライン」を探り合っています。ただし、誤認や偶発的な被害拡大から全面衝突に発展するリスクは依然として高い状態です。
Q2:なぜイランは核兵器を持とうとしているのですか?
A2:最大の目的は「体制の防衛」です。かつて核兵器を放棄したリビアのカダフィ政権や、核兵器を保有していなかったイラクのフセイン政権がアメリカによって倒された歴史を目の当たりにし、イラン指導部は「核の抑止力こそが米国の軍事侵攻を防ぐ唯一の盾」と確信しています。
Q3:中東で有事が起きた場合、日本のガソリン代はどれくらい上がりますか?
A3:情勢の緊迫度によりますが、ホルムズ海峡のタンカー航行が制限されるレベルの衝突が起きれば、原油価格は即座に跳ね上がります。過去のオイルショック時と同様の供給懸念が生じた場合、政府の補助金政策を考慮してもガソリン価格がリッター200円を突破する事態は十分に想定されます。