都心でレジャーシートを広げて優雅に青空を仰ぎたい場合、目的地とすべきは皇居東御苑の本丸跡大芝生です。かつて江戸城天守閣や本丸御殿が建ち並んでいたこの場所には、現在約3万平方メートルに及ぶ広大な芝生が広がっています。
利用にあたってまず知っておくべきは入園ルートと時間管理です。東御苑への出入口は大手門・平川門・北桔橋門の3箇所。入園料は無料ですが、宮内庁皇居参観案内にも記載されている通り、月曜日と金曜日(祝日の場合は翌平日)は原則休園となります。開園時間は午前9時で、閉園時間は季節によって16時30分から18時(夏季)まで細かくシフトするため、夕方の利用時は退出時間のアナウンスに注意しなければなりません。
大芝生の上では、レジャーシートを敷いてのんびりと読書をしたり、靴を脱いで昼寝を満喫したりする光景が日常的に見られます。お弁当やお茶、サンドイッチなどの飲食持ち込みも完全に許可されています。ただし、以下の行為は固く禁じられています。
- 酒類の持ち込みおよび飲酒:大手門などの入園ゲートで行われる手荷物検査でアルコール類が発見された場合、持ち込みを拒否されます。園内での飲酒発覚時は退園処分となります。
- サンシェード・ワンタッチテント・パラソルの設営:芝生の根を痛めるペグ打ちや、強風による飛散事故、歴史的景観の阻害を防ぐため、日よけテント類はサイズを問わず持ち込めません。
- ボール遊び・フリスビー・バドミントン:他者への接触や静穏な環境を乱す恐れがあるため、あらゆるスポーツ具・遊具の使用は禁止されています。
- ゴミ箱の不設置:園内にはゴミ箱が基本的に設置されていません。弁当ガラやペットボトルは100%自己責任での持ち帰りが義務付けられています。