失敗しない子猫迎え入れのために、専門家への取材を基に作成した見学時の独自チェックリストを公開する。Web上の情報や写真だけで判断せず、実際にキャッテリーへ足を運んだ際には以下の項目を冷静に確認してほしい。
【環境・衛生面】 ・猫舎特有の強いアンモニア臭がなく、換気と清掃が行き届いているか ・ケージに閉じ込めっぱなしではなく、十分な運動スペースとキャットタワーが備わっているか ・親猫や兄弟猫がストレスなくのびのびと過ごしているか
【健康・管理面】 ・子猫の目ヤニ、鼻水、耳汚れ、肛門周辺の汚れがないか ・親猫の遺伝子検査(HCM、PK-Def等)の実施状況と結果書類を明示してくれるか ・生後56日(8週齢)未満での引き渡しを頑なに断る姿勢があるか
【人間性・契約面】 ・メリットだけでなく、抜け毛の多さや大型猫ならではの飼育の難点を包み隠さず説明するか ・見学者のライフスタイルや飼育環境について、ブリーダー側からも質問を投げかけてくるか ・売買契約書、生体保証内容、ワクチンの接種証明が明確に書面化されているか
価格相場については、一般的なペットタイプで25万〜35万円前後、ショータイプや卓越した血統を持つ個体であれば40万〜55万円程度が適正な目安となる。相場を大幅に下回る安価な生体には、衛生管理の不徹底や検査の省略といった見えないコストカットが潜んでいるリスクを忘れてはならない。