Q1:剥がれかけてブラブラしている二枚爪の先端は、手でちぎっても大丈夫ですか?
A1:絶対に手で引っ張ったり、ちぎったりしてはいけません。健康な根元側の層まで道連れにして引き裂いてしまい、傷口が深部に広がって出血や細菌感染を起こします。浮いて引っかかる部分のみをエメリーボード(爪やすり)で優しく削り落とし、引っかかりをなくした上で保護コートや医療用テープで固定してください。
Q2:ハンドクリームを1日に何度も塗っているのに、二枚爪が治らないのはなぜですか?
A2:ハンドクリームの主成分は油分と乳化剤であり、硬いケラチン組織である爪の内部にまで水分や有効成分を浸透させる力は弱いためです。油膜でフタをする前に、分子量の小さいネイル専用オイルを爪母やハイポニキウムに浸透させ、爪自体をしなやかに保つプロセスが抜けていることが主な原因です。
Q3:足の親指の二枚爪は、放っておいても自然に治りますか?
A3:自然放置で治る可能性は極めて低いです。足の爪は手よりも伸びるのが遅く、完全に生え変わるまでに約1年を要します。原因となっている靴の圧迫や歩行時の負荷を排除しない限り、新しく生えてきた爪も同じ場所で繰り返し層間剥離を起こします。靴のフィッティング見直しとスクエアオフへの整爪が不可欠です。
Q4:市販の美爪サプリメントを飲めば、すぐに二枚爪は解消されますか?
A4:サプリメントを摂取しても、即座に先端の爪が治ることは構造上あり得ません。栄養素が作用するのは「これから作られる爪の根元部分(爪母)」であるため、効果を実感するまでには爪が生え変わる最低3〜6ヶ月の継続が必要です。また、サプリだけに頼るのではなく、日々の食事でのタンパク質と鉄分の補給を基本に据えてください。