中尾さんの他界以降、SNSやネット掲示板では「池波志乃が激やせしたのではないか」「心労による重い病気を患っているのではないか」という懸念が散見されました。
池波志乃さん自身の病歴を振り返ると、30代の頃に極めて珍しい「フィラリア症(蚊を媒介とする寄生虫病)」を発症し、長期の闘病生活を送った経験があります。さらに40代後半から50代にかけては重度の更年期障害や甲状腺疾患にも悩まされ、中尾さんの献身的な看病によって乗り越えてきた背景があります。
死別直後に放送された追悼番組や、その後に折を見て出演した『徹子の部屋』などの場では、黒を基調とした装いに身を包み、以前よりすっきりと引き締まった印象を与えました。しかし、これは衰弱によるものではなく、自炊を中心とした節度ある生活と、夫の看病という大役を果たし終えたことによる生活リズムの変化が主因です。
番組内でも黒柳徹子さんに対し、時にユーモアを交えながら中尾さんの思い出を明瞭な口調で語っており、深刻な認知機能の低下や歩行困難といった健康不安の兆候は一切確認されていません。