視聴者の間でしばしば疑問視されるのが、水曜日のダウンタウン替え歌著作権の処理問題です。ネット上では「過激な下ネタや悪口に改変して著作者人格権に抵触しないのか」「なぜ一部の曲はTVerやParavi(現U-NEXT)でカットされるのか」という議論が絶えません。
音楽著作権の実務において、メロディの演奏権自体はJASRAC等の管理団体を通じて包括許諾されますが、歌詞の改変は著作者の「同一性保持権」に関わる極めて繊細な領域です。番組制作サイドは、原曲の著作権者や音楽出版社に対して事前に丁寧な許諾申請を行っているケースがほとんどですが、原著作者の意向やポリシーによっては、地上波放送はクリアできても見逃し配信TVerなどの二次利用で楽曲差し替えや無音処理が発生する場合があります。
また、ネット上で検索される「替え歌歌詞フル」のテキスト情報についても、無断掲載は複製権侵害のリスクを孕むため、公式側が能動的にリリックを全編公開することは稀です。この権利処理の厳格さこそが、リアルタイム放送における「今しか見られない伝説の目撃感」をさらに高める要因となっています。