運営母体である株式会社神戸物産を率いる沼田博和社長は、「食の製販一体体制」を掲げて独自のビジネスモデルを築き上げてきた。国内外に多数の自社グループ工場を保有し、原材料の調達から製造、物流、販売までを一気通貫で管理する。中間マージンを徹底的に削ぎ落とすこの仕組みこそが、他社が真似できない爆発的な低価格の源泉だ。
業務スーパー甲府昭和店に並ぶ商品の数々を見れば、その設計思想がよくわかる。単に安価な仕入れ品を並べるのではなく、自社工場で製造された高品質なプライベートブランド商品が棚の主役を張っている。流通の無駄を徹底的に排除したロジスティクスが、山梨のローカルな生活圏にもダイレクトに恩恵をもたらしている。