山田家の歴史を語る上で欠かせないのが、幼少期に妹が直面した重い病との闘いです。山田涼介さんには1歳年下の妹がいますが、全国で患者数が極めて少ない希少難病を患い、長期の入院生活と闘病を余儀なくされていた時期がありました。
当時、まだジュニアとして活動し始めたばかりだった山田涼介さんや家族にとって、精神的にも経済的にも非常に過酷な日々でした。その中心で病室に通い詰め、家庭環境を保ちながら子供たちを精神的に支え続けたのがお母さんでした。山田さん自身も、自著やインタビューで次のように当時の心境を振り返っています。
「妹の病気を治すために、自分がテレビに出て活躍して元気づけたい、家族を助けたいという思いが、芸能活動を本気で続ける強い原動力になった」
家族全員が一丸となって妹の闘病を支え、奇跡的に妹の病状が回復・寛解へと向かった経験は、山田家の絆を何物にも代えがたい強固なものにしました。母親がどんな逆境でも笑顔を絶やさず家族をまとめ上げた姿勢が、現在の山田涼介さんの誠実で責任感の強いパーソナリティを形成したと言えます。