ジャイロ・ツェペリのスタンド「スキャン」と「ボール・ブレイカー」の真の能力とは何だったのか。特にクライマックスで発現した「ボール・ブレイカー」は、馬の力を利用した「黄金長方形の技術」と無限の回転エネルギーが結実した究極の形態だ。自然界の調和を示す黄金比を馬の走りに重ね合わせ、完全な黄金長方形の回転を叩き込むことで、次元の壁をも突破する威力を生み出す。
「ボール・ブレイカー」の隠された真の恐ろしさは、セル(細胞)レベルで相手を通過し、あらゆる防御や空間の遮蔽を無効化する点にある。さらに、能力を受けた対象の肉体を急速に老化・風化させるという、時間と次元を超越した効果を発揮する。大統領の絶対防御「D4Cラブトレイン」に風穴を開けたこの一撃は、鉄球の回転が到達した究極パワーの証明であり、シリーズ屈指の名場面として語り継がれている。