事態が表面化したのは、普段通りの放課後を過ごしていた時間帯でした。対象の児童は学校での授業を終えた後、同級生と笑顔で別れたのを最後に、帰宅予定時刻を過ぎても自宅に戻りませんでした。異変に気づいた保護者が周辺の友人宅や立ち寄り先を確認したものの発見に至らず、日没直後に110番通報が入ったことで事態は一気に緊迫の度合いを増しました。
通報を受けた所轄警察署は直ちに緊急配備を敷き、学校関係者や地元自治会とともに通学路や近隣の公園、立ち寄りそうな商業施設を捜索しました。しかし、有力な手がかりが得られないまま夜間を迎え、翌朝には機動隊や消防団を大幅に増員した大規模捜索へと発展。発生から数日が経過した現在も、24時間体制での情報収集と捜索活動が続けられています。
小学校高学年ともなると、低学年に比べて徒歩や自転車での移動速度・距離が格段に伸びます。捜索本部は移動可能範囲を半径数キロから十数キロ圏内にまで設定し、徹底したローラー作戦を展開しています。