手指の変形性関節症は「命に関わらない病気」と軽視されがちですが、失われた手の機能を元に戻すことは現代医学でも容易ではありません。後悔しないために、以下の明確な判断基準を持って行動を起こしてください。
【直ちに専門医(整形外科・手外科)を受診すべき基準】
- 第一関節だけでなく第二関節や手首にも腫れ・熱感がある(リウマチの疑い)
- 透明な水ぶくれ(ミューカスシスト)が破れそう、または皮膚が赤く熱を持っている
- 夜間にズキズキと疼いて眠れないほどの激痛が1週間以上続いている
- 指が左右どちらかに急激に傾き始めている
【セルフケアと生活改善を並行して様子を見る基準】
- 起床時の違和感や軽度の痛みのみで、テーピング固定をすると痛みが半減する
- 40代〜50代で更年期症状を自覚しており、大豆食品の摂取やエクオール補給、手指の保温で緩和が見られる
指先の違和感を「年齢のせい」と諦める必要はありません。炎症の初期段階で適切な固定と栄養学的・医学的アプローチを行えば、痛みを最小限に抑え、不可逆的な骨の変形を食い止めることが十分に可能です。