タイラバの仕掛け構成は、現在主流となっている「遊動式(ヘッドとフックが分離する構造)」が基本です。遊動式は真鯛がヘッドの重みを感じにくく違和感を軽減できるうえ、ファイト中のヘッドの首振りによるバラシを大幅に抑えることができます。
1. ヘッドの重さ(ウェイト)の選び方
ヘッドの重さ選びの基本公式は「水深(m)× 1.5g 〜 2g」です。例えば水深50mのポイントであれば、75g〜100gが基準となります。ただし、潮の流れが速いエリアや風で船が流される場合は、ラインが斜めになりすぎて底取りが難しくなるため、120g〜150gへと速やかにウェイトを重くする必要があります。
「底が取れる範囲で可能な限り軽いヘッドを使う」のがタイラバのセオリーですが、底取りが曖昧になるくらいなら、躊躇なくワンサイズ重いヘッドを選んで着底を明確に把握することが釣果への近道です。また、高比重なタングステン(TG)製ヘッドは鉛製に比べてシルエットを小型化でき、潮抜けが良いためディープエリアや激流エリアで圧倒的な威力を発揮します。
2. ネクタイ形状とおすすめカラーの選択基準
ネクタイは真鯛に対するアピール度を決定づける最重要パーツです。形状は大きく分けて「ストレート系(微波動・低活性時)」と「カーリー系(強波動・高活性時)」の2種類が存在します。
- オレンジ・レッド(万能パイロットカラー):朝マズメから日中、澄み潮から濁り潮まであらゆる状況に対応する王道カラー。迷ったらまずオレンジからスタートするのが鉄則。
- ブラック・コーラ系(シルエット強調):深場や濁り潮、曇天時など光量が少ない状況で下から見上げた際に強いコントラストを生み出し、真鯛の視覚を刺激する。
- ゴールド・ケイムラ・グロー系(アピール特化):春の濁り潮やマズメ時、ベイトがイワシなどの小魚のときに強い発光・フラッシングで捕食スイッチを入れる。