1990年代から2000年代にかけて隆盛を極めたオリジナルビデオ(Vシネマ)の世界で、圧倒的なカリスマを誇ったのが「Vシネマ四天王」(竹内力、哀川翔、小沢仁志、白竜など諸説あり)と呼ばれる漢たちです。彼らが切り開いた強面エンタメの地平は、2026年現在も独自の進化を遂げています。
そのなかでも、ネットユーザーの度肝を抜き続けているのが竹内力若い頃のポートフォリオです。現在の迫力あふれる巨躯とリーゼント、唯一無二の顔芸からは想像もつかないほど、デビュー当時の竹内は端正な美青年でした。元銀行員という異色の経歴を持ち、トレンディドラマ『101回目のプロポーズ』などで見せた爽やかな好青年ぶりを知る若い世代からは、SNS上で「美男子すぎて二度見した」「同一人物とは思えない振り幅」と驚嘆の声が絶えません。自らのパブリックイメージを恐れずに壊し、『難波金融伝・ミナミの帝王』で確立した怪物的キャラクターをコミカルにパロディ化していく柔軟性こそが、長期にわたる人気の源泉です。
一方、"顔面凶器"の異名を持つ小沢仁志現在の八面六臂の活躍も見逃せません。還暦を過ぎてもなお、自ら主演・製作総指揮を務める本格アクション映画『BAD CITY』シリーズなどでCG・スタントなしの肉弾戦を繰り広げる一方、公式YouTubeチャンネル「笑う小沢と怒れる仁志」の登録者数は数十万人を突破。若手芸人との気さくなコラボや、ディズニーランド好きを公言するチャーミングな素顔を発信し、2020年代以降のデジタルネイティブ世代からも絶大な支持を獲得しています。