平日の夕食作りや忙しい合間に柔らか煮を作りたい時は、圧力鍋を活用するのが最も確実です。高圧高温の環境を一気に作り出すことで、長時間の煮込みと同等以上のコラーゲン分解を短時間で実現できます。
下処理を済ませたタコと大根、先ほど紹介した調味料(水分量は鍋の指定最低量に合わせて微調整)をすべて圧力鍋に入れます。蓋をしっかりとセットし、強火で圧力をかけ始めます。
蒸気が上がり高圧状態になったら弱火にし、加圧時間は15分〜20分に設定します。加圧が終了したら火を止め、必ず自然放置して圧力が完全に抜けるのを待ちます。ここで急いで強制減圧を行うと、急激な減圧によってタコの組織から水分が一気に沸騰・流出し、パサつきの原因になるため注意が必要です。
ピンが下がって蓋を開けたら、仕上げに中火で5分ほど煮汁を煮詰めることで、照りと深みのある艶やかな柔らか煮が完成します。