ブランドの歴史を紐解くと、戦後の混乱期にまで遡る。1950年、創業者の坂野惇子ら4人の女性たちが「子供のために本当に良いものを作りたい」という情熱から立ち上げたのが株式会社ファミリアの始まりだ。この創業エピソードは、後にNHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』のモデルにもなり、日本中で大きな感動を呼んだ。
現在、兵庫県神戸市中央区に位置するファミリア神戸本店は、単なる旗艦店ではない。妥協のない品質管理と子どもの成長を第一に考える理念が息づく場所だ。日本のベビー・子供服業界を牽引し続けてきた同社のDNAが、この本店のディスプレイ一つ、縫製一つにまで行き渡っている。