リオの金メダルから10年——登坂絵莉が描く「第2の人生」と、2026年の日本スポーツ界に刻む新たな足跡

リオの金メダルから10年——登坂絵莉が描く「第2の人生」と、2026年の日本スポーツ界に刻む新たな足跡

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私生活に目を向けると、彼女は一人の母親でもある。アスリートとしてのキャリアと子育てという、多忙を極める日常。一見すると完璧にこなしているように見えるが、本人は「毎日が手探りで、失敗の連続ですよ」とあっけらかんと笑う。

かつては完璧主義者として自分を追い込み、ミリ単位の調整に心血を注いだ。しかし、子供という「思い通りに行かない存在」と向き合うことで、いい意味での柔軟性と寛容さを手に入れたという。完璧を目指さないこと。それは現役時代のガチガチの緊張状態から彼女を解放し、人間としての幅を広げる大きな糧となっている。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。