極めて高い予防効果を誇るコンクールFですが、唯一にして最大の注意点が「歯の着色(ステイン沈着)」です。医療法人社団アスクラピア永田歯科医院の専門解説でも注意喚起されている通り、グルコン酸クロルヘキシジンは長期間使い続けることで、唾液中の成分やポリフェノール等と結合し、歯の表面や詰め物の境目が茶色〜黒色に変色する副作用が生じる場合があります。
この着色現象は虫歯ではなく、歯の表面にステインが付着している状態です。決して歯そのものが溶けたり壊れたりしているわけではありませんが、審美性を損ねる原因になります。着色リスクを最小限に抑えるためには、以下の3点を意識してください。
- 研磨剤無配合のジェルだけでなく、週に数回はステイン除去効果のある微粒子研磨剤配合のホワイトニングペーストを併用する。
- コーヒー、紅茶、赤ワインなどポリフェノールを多く含む飲食物を摂取した直後は、一度水ですすぐ。
- 2〜3ヶ月に1回、かかりつけの歯科医院で定期検診とプロによるクリーニング(PMTC)を受ける。