Q1:抜歯矯正で頬がこけてしまった場合、治療完了後に元に戻りますか?
A1:装置が外れてしっかりと咀嚼できるようになり、咬筋の機能が回復するにつれて、約6ヶ月から1年程度で頬のふっくら感が自然に戻るケースが多く見られます。ただし、加齢による脂肪減少や皮膚のたるみが重なっている場合は完全には戻らないこともあるため、過度な体重減少を防ぎ、表情筋を意識して動かすことが有効です。
Q2:アンカースクリュー(歯科用インプラント)を使うと顔の変化は大きくなりますか?
A2:大きくなります。歯科矯正用アンカースクリューを固定源として使用することで、奥歯が前にずれるのを防ぎ、抜歯スペースのほぼ100%を前歯の後退に利用できます。そのため、口元の突出感を最大限に引っ込めたい場合には極めて効果的ですが、下げすぎによる老け顔リスクも高まるため、緻密な移動量コントロールが必須です。
Q3:非抜歯矯正で歯並びだけ治すと、逆に口元が前に出て出っ歯になりますか?
A3:スペースが足りない状態で無理に非抜歯矯正を行うと、歯列を外側に押し広げる(側方拡大や前傾)ことになり、結果として治療前よりも口元が突き出てしまう「口ゴボ化」のリスクがあります。歯を並べるために必要なスペース(ディスクレパンシー)が数ミリを超える場合は、抜歯や歯間削合(IPR)を適切に組み合わせる必要があります。