エアコンのファン掃除は自分で可能?黒カビ除去と故障リスクの真相

エアコンのファン掃除は自分で可能?黒カビ除去と故障リスクの真相

エアコンのファン掃除は自分で可能?黒カビ除去と故障リスクの真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

リスクを理解した上で、どうしても自力でエアコン送風ファンカビ取りを実施する場合、徹底した準備と正しい手順の遵守が不可欠です。プロも実践する防護手順と安全なステップを解説します。

ステップ1:電源遮断と徹底した「エアコン養生手順」

作業前に必ずエアコンの電源プラグをコンセントから抜きます。リモコン操作での電源オフだけでは内部基板に通電しており、感電やショートの危険があります。

次に、エアコン本体の右側にある電装ボックス部分をポリ袋とマスキングテープで隙間なく二重に覆います。続いてエアコン周囲の壁や床にマスカー(テープ付きビニールシート)を広げ、本体下部にエアコン専用の洗浄カバー(廃水受け袋)を設置し、汚水がバケツへ流れる経路を確保します。養生の甘さは壁紙の汚損や床の腐食に直結するため、準備に全体の4割の時間をかける意識が重要です。

ステップ2:送風口・ルーバーの事前処理と道具の選定

上下風向ルーバーを手で慎重に押し下げ、作業スペースを確保します。まずはエアコン送風口黒カビ掃除として、外側の吹き出し口に付着した汚れを拭き取ります。ここで役立つのがエアコンファン掃除100均グッズ(マイクロファイバー隙間スティックや不織布シート)です。薄めた中性洗剤を含ませ、手前の黒カビを優しく撫でるように拭き取ります。

ステップ3:専用洗浄剤の噴霧とブラッシング

エアコンファン掃除スプレーおすすめの代表格である「くうきれいエアコンファン洗浄剤(ショーワ)」などの送風ファン専用ムースを使用します。フィン用スプレーは粘度が低く液垂れするため絶対に使ってはいけません。

ノズルをファンの奥深くに差し込み、ファンを手動で少しずつ回しながらムース(泡)を全体に均一に吹き付けます。泡がカビを包み込んで浮き上がらせるまで15〜20分間放置します。頑固な固着汚れには、毛先が柔らかくしなるエアコンファン掃除ブラシを差し込み、羽を1枚ずつ優しく撫でるように汚れを掻き出します。強い力を加えると羽が破損するため細心の注意を払ってください。

ステップ4:大量の水によるリンス(すすぎ)とドレンパンの確認

付属のリンススプレー、または蓄圧式噴霧器に水道水を入れて、ファンに残った泡と汚れを完全に洗い流します。すすぎ水が濁らなくなるまで、最低でも2〜3リットルの水を使って徹底的に洗い流すのがポイントです。洗い流した水の一部はドレンパンを通って室外へ排出されるため、ドレンパン掃除方法の一環として室外のドレンホース出口から汚水がスムーズに排出されているかを確認します。

【注意喚起】「エアコンファン取り外し方」の素人実践は絶対NG

ネット動画などで「ファンを取り外して丸洗いする方法」が紹介されている場合がありますが、これには極めて高い危険が伴います。ファンを抜くには熱交換器(エバポレーター)を持ち上げ、ドレンパンを外し、モーターシャフトの六角ネジを緩める必要があります。構造を熟知していない素人が行うと、冷媒配管の亀裂によるガス漏れやファンモーターの軸ずれを起こし、メーカー修理(数万円の費用)が必要になるケースが大半です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。