シミとほくろの違いを完全解説!危険な見分け方と最新治療

シミとほくろの違いを完全解説!危険な見分け方と最新治療

シミとほくろの違いを完全解説!危険な見分け方と最新治療の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

日々の観察において最も迷いやすいのが「少し盛り上がりのある茶色い病変」です。シミとほくろの見分け方において、最初のスクリーニングとなるのは「触覚」と「色の深さ」です。

指先で優しくなぞった際、周囲の健常な皮膚と段差が全くなくフラットであれば、シミ(老人性色素斑)や雀卵斑(そばかす)の可能性が高くなります。一方、わずかでも丘疹状に持ち上がっていたり、芯のような硬さを感じたりする場合は、母斑細胞が真皮層まで塊を作っているほくろであるケースが目立ちます。

ただし、ここで見逃せないのが盛り上がりのあるシミの真相です。「シミが経年変化で盛り上がってきた」と感じる場合、それは単なるシミではなく、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)と呼ばれる良性の皮膚腫瘍に移行している疑いがあります。別名「老人性いぼ」とも称され、紫外線暴露や加齢に伴って表皮の角化細胞が増殖し、表面がザラザラ・ボロボロとした質感の茶褐色〜黒色のイボ状に変化します。脂漏性角化症とイボの違いを整理すると、ウイルス感染によって生じる尋常性疣贅(ウイルス性イボ)とは異なり、脂漏性角化症は加齢性の良性腫瘍であるため他者へ感染することはありません。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。