長年、清涼飲料水のアソートにおいて不動のセンターを務めてきたのは間違いなく500mlだった。しかし、ここ数年でその立ち位置は大きく揺らいでいる。
実質値上げが続く飲料市場において、消費者は「同じ約200円を払うなら、少しでも容量が多いものを」というお得感を強く求めるようになった。これに応える形で、清涼飲料メーカーは520ml、600ml、さらには680mlといった「実質増量タイプ」を主力ラインナップへとシフトさせている。
一方で、単に容量を増やすだけでは棚に収まらない。縦に伸ばすのか、胴回りを太くするのか。このミリ単位のサイズ調整が、店頭での売れ行きを左右する勝負どころとなっているのだ。