敷居の低さから選択肢に入りやすいのが、地下アイドル 始め方と現実です。Web応募から面接、実技テストを経て、応募からわずか2〜3ヶ月でステージデビューを果たすケースも珍しくありません。
しかし、活動現場のリアルは決して甘いものではありません。地下アイドルの収益構造の柱は「特典会(チェキ撮影会・トーク)」です。一般的なライブアイドルの報酬体系は、チケットバックやチェキ売上に対する歩合制(20%〜40%程度)が主流となっています。動員が少ない初期段階では、月数千円〜数万円程度の収入にとどまり、深夜のアルバイトと並行して活動を継続するメンバーが多数を占めます。
関係者への聞き取り取材でも、以下のような切実な証言が寄せられています。
「土日は昼夜の2回公演、平日は夜の対バンライブと深夜レッスン。遠征費や衣装代を事務所が負担してくれる優良な運営もあれば、交通費すら自己負担で手取りがゼロに近い事務所もある。華やかな衣装の裏で、睡眠時間を削ってSNSを更新し続けないとファンの熱量は維持できない」
ライブアイドルから実力を磨き、日本武道館公演やメジャー再デビューを果たす成功例がある一方で、過密日程と低い待遇によって心身をすり減らし、1〜2年で現場を去る志望者が後を絶ちません。参入の容易さだけで飛び込まず、収益配分の契約書面やレッスン費用の負担義務について事前に弁護士や専門家に相談できる環境を整えておくことが強く求められます。