深い反省と調査報告書の提言を受け、取手市立取手第二中学校の現在は、かつての問題点を根本から克服するための徹底した学校改革を進めています。教職員の意識改革はもちろんのこと、管理職から若手教員に至るまで、いじめの芽を絶対に放置しないための重層的な仕組みが日常化されました。
具体的には、定期的なWebアンケートシステムを導入し、生徒がスマートフォンやタブレットから匿名でもSOSを発信できる環境を整備。教員個人の主観に頼る生徒指導を排し、複数の教員とスクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)がチームとして介入するカンファレンスが定例化されています。
校内研修では、過去の事案を風化させないための人権教育・命の授業が定期的に組まれており、教職員が過去の過ちを語り継ぐ姿勢を堅持しています。教室内の風通しを良くするためのグループワークや自治活動も積極的に取り入れられ、生徒同士がお互いを尊重し合える空気感が着実に根付いてきています。