トレーシングペーパーとは?写し絵以外の活用法と印刷裏ワザ徹底解説

トレーシングペーパーとは?写し絵以外の活用法と印刷裏ワザ徹底解説

トレーシングペーパーとは?写し絵以外の活用法と印刷裏ワザ徹底解説についての最新情報をご紹介します。

「透け感のあるオリジナル用紙を作りたい」というニーズに対し、最大の障壁となるのが家庭用プリンターでの給紙トラブルとインクの乾燥遅延です。トレーシングペーパーは表面の隙間が極小であるため、インク液滴が内部へ浸透せず、表面に留まります。さらに薄手タイプは給紙ローラーの摩擦力に耐えられず、斜行やジャム(紙詰まり)を頻発させます。

印刷現場のノウハウを結集した、家庭用インクジェットプリンターで失敗しない実践テクニックは以下の3点に集約されます。

①「普通紙キャリア貼合法」による給紙ジャムの根絶
トレーシングペーパーの先端(給紙方向の前端)を、A4普通紙の先端に弱粘着マスキングテープで5ミリ幅ほど貼り合わせる手法です。プリンターのセンサーと給紙ローラーは「通常の普通紙」として認識して確実に引き込むため、紙詰まりや斜め送りが驚くほどゼロになります。

② 用紙設定とインク特性の見極め
プリンターのプロパティ設定では「普通紙・きれい」ではなく、あえて「封筒」または「OHPフィルム・専用透明フィルム」を選択します。これによりヘッドから吐出されるインクの総量が抑制され、紙表面でのインク溜まりを抑制できます。また、インクの種類は微粒子が紙に浸透する「染料インク」が適しており、紙表面に顔料が乗るだけの「顔料インク(特に黒)」は定着に長時間を要します。

③ にじみ防止と完全乾燥のプロセス
排紙直後の紙面は絶対に指で触れてはいけません。ドライヤーの「冷風」を30センチ以上離して1分程度当て、表面の水分を飛ばしたあと、風通しの良い平らな場所で最低2〜3時間放置します。温風を当てると急激な水分蒸発によって紙が歪み、波打ち現象(コックリング)が発生するため厳禁です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。