感染症が多様化する時代において、保護者が小児科受診をためらう最大の要因は「院内での二次感染」です。やぎもと小児科では、この感染不安を払拭するため、空間的分離と時間的分離を徹底したゾーニング設計が採られています。
予防接種や乳幼児健診については、一般診療が始まる前の午後一番(14:00〜15:30前後)を専用枠(クリーンタイム)として設定。発熱や咳症状を伴う患児が院内に立ち入らない時間帯に集中的に実施されます。生後2ヶ月のワクチンデビュー期など、免疫力が未熟な新生児・乳児を抱える保護者にとって、病原体との接触を物理的に遮断できる環境は代えがたい安心材料です。
一方、37.5度以上の発熱や感染症疑いのある患児に対しては、「発熱外来」としての独立動線が機能しています。事前問診で症状をトリアージした上で、一般の待合室とは異なる隔離スペースや指定エリアへ案内される仕組みです。診察室や備品の定時消毒、空気清浄循環システムの常時稼働など、厚生労働省の感染対策指針を上回る厳格な衛生プロトコルが運用されています。