ハンコ注射とは?腕に残る9つの跡の理由とコッホ現象の見分け方

ハンコ注射とは?腕に残る9つの跡の理由とコッホ現象の見分け方

ハンコ注射とは?腕に残る9つの跡の理由とコッホ現象の見分け方の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ハンコ注射の経過観察において、保護者が最も警戒しなければならないのが「コッホ現象」です。通常は2〜3週間かかる免疫反応が、接種後すぐに現れてしまう異常事態を指します。

コッホ現象の見分け方は「発熱や腫れが出現するまでの日数」です。接種後1〜3日以内(遅くとも10日以内)という早い段階で接種部位が赤く腫れ上がり、膿を持ったりジュクジュクと崩れたりした場合は、赤ちゃんがすでに周囲の大人などから結核菌に感染していた可能性が疑われます。

一方、接種後3週間ほど経ってから膿が出る症状は通常の免疫反応であり、慌てる必要はありません。膿が出ているときの対処法としては、「触らず、潰さず、清潔を保つ」が鉄則です。絆創膏やガーゼで密閉すると細菌感染の原因になるため、入浴時に泡立てた石鹸で優しく洗い、シャワーで流して自然乾燥させるケアを心がけてください。万が一、接種後数日以内に強い反応が出た場合や、脇の下のリンパ節が大きく腫れて痛がる場合は、速やかに接種医やかかりつけの小児科を受診しましょう。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。