かさ上げを怠ったまま長年放置した洗濯パンでは、糸くずや洗剤カスがヘドロ状に固まり、突然の下水逆流を引き起こす事例が頻発しています。もし排水エラー(パナソニックの「U14」、日立の「C02」など)が表示されたら、早急な洗濯機排水口の詰まり解消作業が必要です。
かさ上げされた状態であれば、洗濯機を動かさずに排水トラップを左に回して取り外し、内部の筒(防臭パイプ)に絡みついたゴミを歯ブラシやパイプクリーナーで除去するだけで、数分で水流が回復します。
一方で、築年数が経過した住宅で既存の防水パン自体にヒビが入っていたり、サイズが合わずに交換を余儀なくされたりした場合、洗濯パン交換費用の相場は本体代と工事費を合わせて約20,000円〜45,000円が目安となります。床下の配管加工が必要なケースでは追加費用が発生することもあるため、大がかりな工事になる前に、数千円のかさ上げ台を導入して配管への負荷を減らしておくことが極めて経済的です。