長距離走で劇的に疲れない走り方!息切れを防ぐフォームと呼吸の極意

長距離走で劇的に疲れない走り方!息切れを防ぐフォームと呼吸の極意

長距離走で劇的に疲れない走り方!息切れを防ぐフォームと呼吸の極意の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

持久走やマラソン大会で最も多くのランナーが陥る罠が「序盤の突っ込み」です。号砲が鳴った直後はアドレナリンが大量に分泌され、周囲のペースに引っ張られるため、本人の主観では「まったく息が苦しくない」と感じます。しかし、これが後半の大失速を招く最大の錯覚です。

ネット上の情報では「最初にある程度の貯金を作っておくべき」という言説が散見されますが、長距離走において「前半のタイムの貯金は、後半の借金になる」というのが生理学的な鉄則です。序盤に設定ペースよりわずか1kmあたり10〜15秒速く走るだけで、体内の貴重なエネルギー源である筋グリコーゲンが急激に枯渇し、乳酸処理が追いつかなくなります。その結果、30km手前で「足が完全に止まる」現象が引き起こされます。

持久走でバテないペース配分の王道は、前半を抑えめに走り後半に向けて徐々にペースを上げる「ネガティブスプリット」、あるいは最初から最後まで一定のラップを刻む「イーブンペース」です。さらに、持久走のタイムを縮める裏ワザとして実力派ランナーが実践しているのが「主観的運動強度(RPE)の基準化」です。GPSウォッチの数字に縛られるのではなく、「鼻歌を歌えるか」「隣の走者と2〜3言会話を交わせるか」という体内センサーを頼りに、序盤は意図的にブレーキをかけ続ける自制心こそが最良のタイムを生み出します。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。