深夜営業に注力する大手ドラッグストアチェーン各社は、それぞれ異なる戦略を展開しています。夜間に利用する際は、チェーンごとの特徴を把握しておくと無駄足を防げます。
ウエルシア24時間営業店舗は、深夜営業ドラッグストアの先駆者として全国で圧倒的な店舗数を誇ります。ウエルシアの特徴は、生鮮・冷凍食品などの生活必需品を充実させつつ、旗艦店や主要駅前店を中心に薬剤師の夜間シフト配置や遠隔服薬指導システムの導入を積極的に進めている点です。深夜でもTポイントやVポイントを活用した利便性の高さが支持を集めています。
一方、スギ薬局深夜営業は、中部・関西・関東のドミナントエリアにおいて地域医療との密接な連携を強みとしています。スギ薬局では一部の店舗で夜間の調剤対応窓口を整備し、在宅医療や高齢者施設の夜間緊急ニーズにも応える体制づくりを進めています。
そして都市型店舗に強みを持つマツモトキヨシ24時間店舗(マツキヨココカラ&カンパニー)は、渋谷、新宿、心斎橋といった大繁華街やインバウンド需要の多いエリアに集中配置されています。化粧品やエナジードリンク、トラベル用品などの深夜需要をカバーしながら、インバウンド対応の多言語サポートや深夜の免税対応など、繁華街特有の夜間ニーズを完璧に押さえています。