斎藤一のセリフは、無駄を削ぎ落としたリアリズムと強烈な説得力に満ちています。読者の心に刻まれた代表的な名言を振り返ります。
1.「悪・即・斬。それが新選組と貴様ら維新志士とが唯一共有した真の正義だったはずだ」
時代の勝者となった維新志士たちの偽善を鋭く突き、自らの原点を突きつける重い一言です。
2.「犬はエサで飼える、人は金で飼える。だが壬生の狼を飼う事は何人にも出来ん」
政府の密偵として動きながらも、権力や金に魂を売ったわけではないという誇り高き矜持を示した屈指の名台詞。
3.「何が正しいかじゃない。何を信じるかだ」
混沌とした時代を生き抜くために必要な、個人の覚悟を説いた言葉です。
4.「死ぬまで闘う、それが新選組だ」
過去の栄光に縋るのではなく、刀折れ矢尽きるまで自らの使命を全うする覚悟が滲み出ています。
5.「勝負とは常に非情なものだ」
戦いの現場において甘えを一切排除し、勝敗の現実を受け止める戦士の冷徹さが表れています。