検査薬に浮かび上がった線が、そもそも本物の陽性反応ではなく「蒸発線(じょうはつせん)」であるケースも少なくありません。
蒸発線とは、尿が乾いていく過程で試薬の塗布部分にわずかな影やグレーがかった線が残る現象です。本物の陽性ラインとの違いは以下のポイントで見分けられます。
- 判定時間の厳守:判定時間内(通常1〜3分以内)に浮き出たものは「陽性」、10分以上〜数時間放置して乾いた後に見えた線は「蒸発線」の可能性大。
- 線の色味:赤色や青色(製品規定の色)がはっきりと着色していれば「陽性」、灰色・白っぽい影・無色に近い線は「蒸発線」。
- 線の太さ:確認窓の枠いっぱいに均一な太さで出るのが「陽性」、髪の毛のように極端に細い線や色ムラがあるものは「蒸発線」や「エラー」。
判定終了時間を過ぎてからゴミ箱から拾い上げて確認したような線は、いかにくっきり見えても信頼性はゼロです。必ず説明書通りの時間内にチェックしましょう。