ギフトラッピング用リボンの中でも圧倒的な人気を誇る片面サテンリボンですが、「結ぶと裏側のくすんだ面が表面に出てしまう」という特有の難点があります。滑りやすいツルツルした質感も相まって、初心者にとって最も難易度が高い素材です。
裏表があるリボンの結び方で最も重要なのは、「ループを作るときと巻きつける瞬間に、親指の腹で半回転ねじりを入れる」というプロのテクニックです。
【裏表サテンリボンを完璧に仕上げる3つのルール】
- 最初のひと結びでのねじり:ひと結びした際、上から出たリボンが裏面を向いていても問題ありません。下から出たリボンでループを作る際、艶のある表面が外側に出るよう手前へ折り返します。
- 巻きつけ時の「裏返しトラップ」回避:上から巻き下ろすリボンは、正面を通す段階で表面が見える状態を保ち、隙間から押し出す際にリボンの背中を親指で軽くひねりながら左へ通します。これにより、両方のループと垂れ下がった足の「すべての露出面」が美しい光沢面で統一されます。
- 結び目を潰さない「引き締め圧」の調整:サテン生地は摩擦係数が低いため、急激に強く引っ張ると中心のノット(結び玉)がシワだらけに縮んでしまいます。左右の輪の「内側の布地」だけを指先でつまみ、外側へ広げるようにテンションをかけると、ふっくらとした立体感が生まれます。