浴衣を一人で綺麗に着るために、まずは浴衣必要なもの一式まとめを確認し、手元に揃えておく段取りが欠かせません。途中で道具を探すために身体を動かすと、せっかく決めた裾線が狂ってしまうためです。
最低限必要な基本アイテムは、浴衣本体、帯(半幅帯または兵児帯)、腰紐2〜3本、伊達締め1本、前板、そして和装用インナー(またはキャミソールとステテコ)です。コーリンベルトや補正用フェイスタオルが1〜2枚あると、さらに仕上がりの精度が高まります。
準備が整ったら、浴衣着付け初心者簡単手順に沿って以下のステップで進めていきます。
ステップ1:インナーと補正の装着
肌着を着た後、ウエストのくびれ部分にタオルを巻き、寸胴に近い体型を作ります。日本和装の構造上、身体の凹凸をフラットに整えることがシワを防ぐ最大の秘訣です。
ステップ2:裾(すそ)の長さを決める
浴衣を羽織り、両手で衿先を持って前へ引き、背中心を身体の中央に合わせます。裾を床すれすれまで持ち上げ、くるぶしが隠れる程度の高さ(くるぶしの中心あたり)で丈を固定します。
ステップ3:前合わせを決めて腰紐を結ぶ
下前(右側の布)を左腰へ巻き込み、その上から上前(左側の布)を右腰へ重ねます。幅が決まったら上前を一度開き、下前をしっかり引き上げてから上前を戻します。ウエスト位置で腰紐をきつく締め、余った紐は挟み込みます。
ステップ4:身八つ口から手を入れておはしょりを整える
脇にある開き(身八つ口)から両手を入れ、前後のたるみを下へ引いて腰回りを平らに撫で下ろします。
ステップ5:衿元を合わせて胸紐・伊達締めを締める
喉のくぼみが隠れる程度の角度で衿を交差させ、胸の下で2本目の腰紐(胸紐)を結びます。その上から伊達締めを巻いて固定すれば、着物本体の着付けは完了です。