目元の皮膚はわずか0.5ミリメートル前後の厚さしかなく、人体の中で最もデリケートな部位です。そのため、誤った力任せのエクササイズは皮膚の弾力繊維を破壊し、不可逆的なシワやまぶたの伸びを引き起こします。確かな効果を得るためには、摩擦を完全に排除した正しい眼輪筋トレーニングを実践しなければなりません。
プロの現場で推奨されている基本の眼輪筋エクササイズは、「目を細める動作」と「大きく見開く動作」の正確なアイソレーション(筋肉の単独分離運動)です。
- まぶた引き上げアイソレーション(1セット左右5回):眉毛の上に人差し指を水平に置き、眉が動かないように軽く押さえます。その状態のまま、黒目を正面に向けた状態で上まぶたの力だけで目をゆっくりと見開き、5秒間キープした後に脱力します。額の筋肉(前頭筋)を使わずに上まぶただけを動かす神経回路を鍛える効果があります。
- 下まぶたタッピングリフト(1セット10回):眩しいものを見る時のように、下まぶただけを意識的に持ち上げて目を細めます。このとき頬の力で持ち上げるのではなく、下まぶたの眼輪筋下部に力を集中させることが肝要です。
さらに、目元の重みを根本から取り去るには目のたるみ改善ストレッチが欠かせません。眼球を動かす外眼筋(がいがんきん)は頭蓋骨の奥深くに直結しているため、目を左右・上下・斜めに大きくゆっくり動かして8の字を描く眼球ストレッチを1日2分行うだけで、眼底の筋膜緊張が緩和され、夕方になると目が奥へくぼんで小さくなる現象を効果的に予防できます。