憧れの生ハム原木を買ってはいけない?後悔する理由と失敗の真相についての真相をお届けします。
ひと口に生ハム原木といっても、使われている豚の品種や骨の有無によって、扱いやすさや維持コストは大きく異なります。伝統的な白豚を用いたハモンセラーノ原木から、最高峰の黒豚によるイベリコ豚生ハム原木、そして手軽なブロック肉まで、購入前に把握しておくべき客観データを下表にまとめました。
項目・タイプ骨付きハモンセラーノ骨付きイベリコ豚(ベジョータ等)家庭用ミニ原木ブロック総重量 / 可食部約6.5〜7.5kg / 約3.5〜4.0kg約7.0〜8.5kg / 約4.0〜4.5kg約0.8〜1.2kg / ほぼ100%可食市場相場(税込)15,000円〜28,000円50,000円〜120,000円以上4,500円〜8,000円占有スペース台座含め幅60cm×奥行25cm以上台座含め幅70cm×奥行30cm以上小型台座幅30cm / 冷蔵庫保管可完食までの想定期間一般家庭で3〜6ヶ月一般家庭で4〜6ヶ月以上2週間〜1ヶ月廃棄物処理の難度高(骨の切断・分別が必要)極めて高(強固な大腿骨の処理)極小(通常包装ゴミのみ)編集部の推奨度★☆☆☆☆(初心者非推奨)★☆☆☆☆(愛好家・玄人向け)★★★★★(初心者ベスト)
データを見ても明らかなように、骨付き原木は可食部以外の廃棄重量(骨や余分な皮、酸化した外脂)が全体の30〜40%近くを占めます。1kgあたりの純粋な肉の単価に換算すると、見た目の割安感ほどお得ではないケースも少なくありません。何より、一般家庭で数ヶ月間品質を維持し続ける労力とリスクを考慮すると、数値以上の隠れた管理コストが存在することが分かります。