Q1:派遣先の上司から「近いうちに正社員登用を検討している」と言われました。信じて待つべきですか?
A1:口約束を鵜呑みにして転職活動を止めるのは非常に危険です。直属の上司に人事権や採用枠の決定権がないケースが大半であり、人事部や経営陣の承認が得られず立ち消えになる例が散見されます。「登用の具体的時期」「登用試験の有無」「登用後の雇用形態(正社員か契約社員か)」が書面や公式な面談で明示されない限り、裏で外部の正社員転職活動を並行して進めるのが鉄則です。
Q2:職歴が派遣社員ばかりで履歴書に自信がありません。面接でマイナス評価されませんか?
A2:職歴の形態そのものよりも、「派遣先で何を学び、どんな成果を出したか」が問われます。職務経歴書には単に「データ入力」と書くのではなく、「ExcelVBAを活用して月次集計作業を半減させた」など、定量的な改善実績を明記してください。複数の派遣先を経験していることを「多様な企業文化や業務フローに即座に適応できる順応力の高さ」としてアピールすれば、強力な強みに転換できます。
Q3:紹介予定派遣を使えば、確実に正社員になれますか?
A3:確実ではありません。紹介予定派遣は企業と労働者の双方が合意して初めて直接雇用が成立するため、派遣期間終了時に企業側から採用見送りを告げられるリスクがあります。また、企業側が「契約社員」としての採用を提示してくるケースもあるため、派遣開始前の労働条件通知書で「直接雇用時の契約内容・雇用形態」を派遣会社の担当者に厳密に確認しておくことが不可欠です。