Q1:市販の猫用耳ダニ駆除薬で、本当に効果が証明されているおすすめ品はありますか?
A1:2026年現在、日本の薬機法上、成虫・幼虫を確実に根絶できる強力な殺ダニ成分(サロラネルやフルララネル等のイソオキサゾリン系)を含有した医薬品は「要指示医薬品(動物病院処方薬)」に指定されています。市販のクリーナーや指定医薬部外品は耳垢を浮かす補助や静菌作用にとどまるため、ダニを根絶できる市販薬は実質的に存在しません。受診して処方薬を入手することが最も確実で安全です。
Q2:動物病院で処方されるレボリューションプラスは生後何ヶ月の子猫から使えますか?
A2:レボリューションプラスは生後8週齢以上、かつ体重1.25kg以上の子猫から安全に使用できます。それ未満の幼猫に黒い耳垢やかゆみが見られる場合は、月齢や体重に合わせて獣医師が別の安全な処置(低濃度の安全な点耳薬や手動による耳垢除去)を選択しますので、必ず医師の診察を受けてください。
Q3:耳ダニの薬を首の後ろに垂らした後、猫が気にして舐めてしまったら危険ですか?
A3:猫が舐め届かない「首の後ろ・肩甲骨の間」の皮膚をしっかりかき分けて滴下するのが基本です。万が一、同居猫が薬剤を舐めてしまった場合、苦味成分により一時的に大量の泡状の涎(よだれ)を流すことがありますが、一過性のもので重大な中毒に至るケースは稀です。ただし、多頭飼いの場合は薬剤が完全に乾くまで(1〜2時間程度)部屋を隔離することをおすすめします。
Q4:耳ダニは自然治癒しますか?薬を使わずに治す方法はありますか?
A4:耳ダニが自然治癒することは絶対にありません。ダニは宿主の耳の中で繁殖を繰り返し、数千匹規模に増殖することもあります。オリーブオイル等を耳に入れてダニを窒息させるという民間療法がネットで見られますが、耳道を塞いで重度の中耳炎を引き起こす極めて危険な行為です。必ず科学的根拠のある駆除薬を使用してください。