家庭における粉選びで迷いをなくすための、明確な購入・常備基準を提示します。
薄力粉だけを常備すべき家庭
- 自炊の中心が「揚げ物」「炒め物の打ち粉」「焼き魚の下処理」「ホワイトソース」「家庭用お菓子」である人。
- パンを一から捏ねて焼く習慣がない場合は、薄力粉1袋(1kgまたは750g)をキッチンに置いておくだけで、日々の調理タスクの95%以上をカバーできます。
強力粉も揃えて2種常備すべき家庭
- 週末に本格ピザ生地をこねる、ホームベーカリーを活用している、生パスタを手打ちする人。
- 薄力粉と強力粉の2袋さえ揃っていれば、前述の黄金ブレンドによって中力粉(うどん・お好み焼き)も準強力粉(フランスパン)も自在に生み出すことができるため、中力粉を別途購入する必要はありません。
絶対にやってはいけない禁忌事項
「スポンジケーキ」と「シフォンケーキ」作りにおいて、強力粉を混ぜることは厳禁です。わずか数%のグルテン強度の違いが生地の気泡を押し潰し、ふんわりとした膨らみを完全に奪ってしまいます。繊細な食感が命となる製菓用途では、冒険をせず指定通りの薄力粉を使用してください。