諫早高校を巡って受験生の家庭で最も議論されるのが、「附属中からの内進生(約120名)」と「高校から入学する高入生(約160名)」の関係性です。ネットの掲示板等では「内進生がすでに高校課程の先取り学習を終えており、高入生は最初からハンデを背負っているのではないか」という不安が囁かれています。
確かに、諫早高校 附属中学校 難易度は長崎県内の公立中高一貫校受検において最難関の一つであり、適性検査倍率は毎年2倍超から3倍に達する激戦です。附属中生は中3時点で高校内容の一部を先取りして学びます。しかし、取材から見えてきた現場の真実は、俗説とは大きく異なります。
高校入学後、1年次は原則として「内進生クラス」と「高入生クラス」が明確に分けられます。高校側は高入生のカリキュラムを急ピッチで進めつつ、1年間の徹底した指導によって高2進級時には内進生と高入生が全く同じ進度に到達できるよう緻密なリカバリー体制を敷いています。実際、国公立大学や九州大学へ現役合格を果たす生徒の半数近くは高校からの入学生であり、「高校受検組だから上位にいけない」という説は明確な誤解です。重要なのは、入学直後の5月〜6月に訪れる最初の定期考査で学習リズムを崩さないことに尽きます。