Q1:筋トレ後に脇の後ろ側だけが痛むのは、やり方が間違っているサインですか?
A1:必ずしも失敗とは言えません。懸垂やラットプルダウン、あるいは腕立て伏せで正しく体幹を固定した結果、補助筋である広背筋上部や前鋸筋、大円筋に適切な負荷が入った証拠でもあります。ただし、関節内部に刺すような鋭い痛みがある場合や、首の付け根まで突っ張る感覚がある場合は、肩甲骨を寄せきれずに無理な代償動作をしている可能性があります。重量を落とし、フォームを再確認してください。
Q2:脇の下にしこりのようなコリコリしたものがあります。これは筋肉のコリですか?
A2:筋肉の強い緊張によって生じる「トリガーポイント(筋硬結)」の可能性がありますが、リンパ節の腫れや粉瘤(ふんりゅう)、脂肪腫の可能性も否定できません。見分ける目安として、指で押したときに筋肉の走行に沿って痛気持ちいい感覚があり、温めると柔らかくなる場合は筋膜性のコリである確率が高いです。一方、球状で硬く、動かない場合や痛みを伴わないしこりの場合は、自己判断せず医療機関(乳腺外科や皮膚科)でエコー検査を受けることを強く推奨します。
Q3:脇の下ストレッチを行う最適なタイミングと頻度はどれくらいですか?
A3:最も適しているのは「入浴後の身体が温まっている時間帯」と「デスクワークの合間」です。筋膜は体温が上昇しているときに伸張性が高まるため、お風呂上がりのストレッチは最大の可動域を引き出せます。また、長時間の同一姿勢による筋膜の癒着を防ぐため、日中も1〜2時間に一度、軽く腕を上げて脇の下を伸ばす習慣を取り入れると、巻き肩の定着を未然に防ぐことができます。