Q1:1日断食(ファスティング)なら、筋肉を減らさずに痩せられますか?
A1:胃腸を休める目的での16〜24時間程度のプチ断食にはオートファジー(細胞の自食・浄化機能)の活性化などの健康利点が存在します。ただし、断食自体が体脂肪を魔法のように消し去るわけではありません。十分な水分と電解質を補給し、断食明けにドカ食いせず高タンパクな回復食を摂ることが厳守されなければ、一時的な脱水で終わるか、かえって過食の引き金となります。
Q2:炭水化物だけを完全に抜くダイエットなら「食べても痩せる」というのは本当ですか?
A2:糖質制限(ケトジェニック等)も、本質的には「水分が抜けること」と「結果的に摂取総カロリーが減ること」によって体重が落ちています。糖質をゼロにしても、脂質やタンパク質を消費カロリー以上に摂取すれば当然太ります。また、極端な糖質遮断を長期間継続すると、肝臓の負担増や甲状腺機能の低下を招き、炭水化物を再開した際に激しいリバウンドを起こすリスクがあります。
Q3:食事制限を頑張っているのに、3週間まったく体重が落ちません。どうすれば良いですか?
A3:摂取カロリーが基礎代謝を下回っていないか、あるいは無意識の間食・調味料のカロリーを見落としていないかを再確認してください。摂取カロリーが適正(TDEEマイナス300〜500kcal)であるなら、コルチゾールによる水分滞留で脂肪減少が覆い隠されているだけの可能性が高いです。焦って食事をさらに減らすのではなく、1〜2日だけ摂取カロリーをメンテナンスレベル(TDEEと同等)まで戻す「リフィード(再給餌)」を取り入れ、代謝のシグナルを正常化させる手法が有効です。