艦これの装備開発において、古くから上級提督たちの間で議論されてきたのが「単一狙いレシピ」か「複合開発レシピ」かというテーマです。
代表的な例が、徹甲弾と三式弾を同時に狙う「10/90/90/30」や、艦上戦闘機・艦上攻撃機・艦上偵察機をまとめて狙う「20/60/10/110」です。これらは、複数の目的装備の出現閾値を同時に満たすよう計算された配分となっています。
複合レシピの最大の利点は、「何かしらの当たり装備が出る総合確率が跳ね上がる」点にあります。例えば、九一式徹甲弾だけを狙う「10/30/90/10」に比べ、弾薬を90まで増やして三式弾の閾値(90/60/30)を満たすことで、資材1回あたりの「実用装備入手率」は約11%まで高まります。限られたデイリー開発回数の中で戦力を底上げしたい時期には、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮します。
一方で、明確なデメリットも存在します。「すでに三式弾は6個あり、徹甲弾だけが枯渇している」といった状況下で複合レシピを回すと、不要な装備に貴重な弾薬やボーキサイトを吸い取られてしまいます。艦隊の成熟度に応じて、「幅広く集めるフェーズ」から「不足分をピンポイントで埋めるフェーズ」へとシフトしていく柔軟性が求められます。