半グレ組織の活動資金源は、かつての振り込め詐欺や違法賭博から、テクノロジーの進化に伴って急激にシフトしている。現在、警察当局が特に注視しているのが、暗号資産(仮想通貨)を利用した資金洗浄や、会員制のSNSVIPサロンを通じたグレーマネーの流通だ。
これらの新興マネーは足取りを追うのが極めて難しく、海外サーバーを経由して芸能人のプライベートイベントや事業投資へと流れ込んでいる。自らを入ピュアな投資家と称する半グレ幹部が、有名芸能人を看板にして一般投資家から資金を集めるポンジ・スキーム的な詐欺事件も頻発。反社会的勢力と表社会のバウンダリーは、デジタル空間においてさらに曖昧になりつつある。