旅先での利用を想定している場合、交通機関や目的地の受け入れルールを把握していないと当日大きなトラブルに発展します。
まず、子供乗れるスーツケースの機内持ち込みについてです。多くの乗用キャリーケースはMサイズ以上の大型規格であり、預け入れ手荷物(受託手荷物)扱いとなります。機内持ち込み可能な小型タイプも一部存在しますが、乗れるキャリーバッグに対する飛行機(ANAやJALなど)の運用基準には厳格な確認が必要です。
フライト中に足元へ設置してベッド化できる製品は、巡航高度に達した安定飛行時のみ使用が認められており、離着陸時やシートベルト着用サイン点灯時は収納が義務付けられています。また、非常口付近の座席や通路側座席では緊急脱出の妨げになるため使用が制限され、原則として窓側座席での利用が推奨されます。
次に、子供が乗れるキャリーケースの新幹線利用ですが、東海道・山陽・九州・西九州新幹線では「3辺合計が160cmを超える特大荷物」に該当する場合、事前の専用座席予約が必要です。乗用モデルの多くは160cm以内に収まるものの、足元スペースに置くと座席がかなり圧迫されるため、普通車指定席での取り回しには事前の空間把握が欠かせません。もちろん、車内の通路やホーム上での乗用走行は事故防止のため厳禁です。
さらに見落としがちなのが、子供用キャリーケースのディズニー持ち込み可否です。東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)では、安全管理上のルールにより、スーツケースやキャリーケース全般のパーク内への持ち込みおよび乗用走行は禁止されています。パークへ向かう前に、舞浜駅周辺やパーク外のエントランス周辺にあるコインロッカーへ預ける必要があります。